2018年06月09日

なぜ全マルをするのか?高得点に対する間違った幻想

全マルというのは、テキストやプリントを、最後まで自分で手直しして講師に見てもらい、全部○にすることです。基本、どんな科目でもどの学年でもそれでいきます。



かつて、「そこまでやる必要がありますか?例えば計算問題とかしつこく直してたら、時間かかって効率悪くないですか?」と聞かれたことがあります。



その時、「80点を目指すなら、そこまでしなくていいと思います」とお答えしました。恐らく、思っていた事と異なる返答だったのでしょう、ちょっと驚いた顔をされていましたね。



450点や470点、さらに上を目指すようになってくると、かなりの人が間違った幻想を抱いています。



あの子は特別だ

あの子は記憶力がすごい

あの子は何か特別な事をしているだろう



開智塾に通っている人達は、もうこんなことは言いません。開智塾にはそれこそ490点を超えてしまうような「天才」を含め、学年1桁の子がたくさんいますが、何も特別な事をしていません。特殊な問題集をやっているわけでもありません(ある意味開智塾でやらせている事自体が特殊っちゃー特殊なのもありますが)。



じゃあ、何が違うか?


これを書くのは、実は多分初めてな(気がする!)ので、よく聞いてくださいね?



そのレベルに達するに、必要なのは「執念」です。



才能でも生まれ持った遺伝子でも環境でもありません。




まず、450点レベルなら絶対に取ってやる!という「気合い」です。


470点を超えると、「気合い」が「執念」になります。





具体的には?と聞きたいですね。ここが本当に、多分初出です。



450点までの子は、全マルをきっちりやる子が多いです。470くらいになると、まずそこは完璧にします。非常に地道に、丁寧に、分からない事を質問しつつ(質問のレベルは特に高くありません。他の子が面倒くさくて放置するようなものを絶対に放置しないだけです)、キチンと仕上げます。




480点を超えると、「最初からほぼ完璧」です。宿題をやってくる時点で、ほぼ間違いがありません。(もちろん単元によってそうでないこともありますが、まぁ大丈夫です。)



これがとても重要で、実は最近結構多くの子にここを重点的に話しています。つまり、430点〜470点くらいの子は開智塾は結構いるのですが、そこで足踏みする事が多いので、その原因をまず探るわけです。そうすると、これくらいの点数帯の子はほとんどの問題をキチンと理解しています。でも点差がつく。そこは、ほとんど本番の「ミス」の差です。そのミスをいかにして消していくか。大切なポイントは2つあります。




そのうちの1つが、「いきなり正解をだす」ということです。宿題を、「まぁ宿題だから」という気持ちで
、「大丈夫、本番は集中してやるから」みたいな感じでやっている子は、がんばっても450点で止まります。どうしてもミスが消せません。ミスをしない子は、普段からしないんです。一つ宿題をやるにも、ほぼ完璧の状態で持ってきます。毎日のことなので、考えたらこれはすごいことですよね。この差はとても大きい。




もうひとつは、普段から触れる問題のレベルを常に上へ上へと意識していくことです。これは開智塾ではやっていることなので、「手 を 抜 か ず に」頑張ってくれれば大丈夫です。どういうことかと言いますと、450点以上くらいになってくると、ほとんどできない問題がありません。それこそ、問題をたくさんやって、そのなかで1つ2つ、分からない・知らない・うっかりの問題が出てくるくらいです。それこそ砂漠で砂金を探すような(大げさか)作業です。学校レベルや普通の塾でやっているレベルの問題では、450点以上の子が「あぁ、まだこれは網羅されてなかった!」という問題がほとんどないということになります。

そこで、問題のレベルを上げます。当然分からない事が多くなってきますよね。そこをがんばる。それに慣れてこれば、学校レベルの問題が簡単になります。すると、不思議とミスも減ります。部活でたとえれば、全国大会を目指すなら、全国レベルの学校と交流戦をやらないとダメなんです。強い所と戦って強さを知って、己の弱さを知っておかないと絶対に勝てないんです。勉強だって同じです。(岐高・北高・関高がなぜ国公立大学にたくさん受かるかを考えれば分かりますよね。教科書レベルなんて授業でほとんどやらないです)

ちなみに、「難しい問題をやると基礎がおろそかになる」という人がいますが、そんなことはありません。いかに全国大会でも、日々のトレーニングをしない選手はいません。試合本番がスペシャルショットばかりではありません。難しい問題集にも基礎はありますし、それ以前に開智塾は基礎をおろそかにしません。応用の比重がどこよりも高いだけです。


誰にでも出来る事ばかりですが、自力でやるとなるとなかなか出来ない事ばかりだと思います。

もう、意識の問題ですよね。言います。しょっちゅう言っています。言わないと、「なんのために全マル?」とか思っちゃう。心は常に言い訳を求めているわけです。やらない言い訳ならいくらでも出来ます。でもそれをやっている子がいて、その結果やはりきっちり点を取り尽くしてくると言う事実。これがすごいですよね。そういう子の普段の姿を見て、学んでください。自分に何が足りないか。点数差を才能や遺伝子のせいにするまえにやることはたくさんありますよ!
posted by 塾長 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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