2006年02月23日

文章問題で解答にたどり着く方法

Mr.闘魂先生が書かれていた事に関して。

(闘魂先生は僕が特に尊敬する塾人の1人です)


特に数学には、答えにたどり着くまでの一つのセオリーがある。


特に応用問題(文章問題)が苦手な人は、必ず意識して欲しい事がある。


それは、


『問題→解答まで、順番に考えないこと』


である。



例えば、先日の小6の問題。



「学校から駅まで分速210mの速さで5分走り、駅から郵便局まで分速180mの速さで3分走りました。走った道のりは全部で何mですか。



図に書けば、次のようになる。


はじき1.jpg


算数数学が苦手な子は、どうしても文章を最初から何とかしようとしたがる。図をかけることは大事なのだが、もっともっと大事なことがある。それに気づきさえすれば、簡単なことなのだ。


それは。



「求めるのは長さである」



たったこれだけだ。



それでぴんとこなければ、こうも言ってみる。



「途中経過はこの際どーでもいいや、最終的に何を求めるの?長さ?速さ?時間?3つしかないからすぐ分かるよな〜!!●●、答えてみて!!」



つまり、算数も数学も、解答への道を順番に造っていくんじゃない。解答の一つ手前は何をすればいいのか、じゃあそれを出すために何をすればいいのか、と、順番に必要なモノをたどりながら戻ってくるのだ。闇雲にスタートするから道が分からなくなる。道が分からなければゴールから戻ってこればいいのである。





何を求めるかさえはっきりさせてしまえば、自ずとやることが決まってくる。それが例のアレだ。



実は、小学生以上の「はじき」(は=はやさ、じ=じかん、き=きょり)の例の図の認知度は非常に高い。くるっと○を書いて、は〜じ〜き〜って書くことはほとんどの子ができるのだ。例のアレとは、全く有効活用されていない「はじき」の図だ。



悲しいかな、使い方をほとんどの子が知らない。



例えば、今回の問題は、求めるのは「長さ=距離」である。そして、長さの他には時間と速さしか出てこないのである。そして、


長さ(距離)=時間×速さ


であることはたいていの子が知っている。しらなくとも、ちょっとおだてればすぐ覚える。



あとは簡単。



「長さを求めるんでしょ?じゃあ、どうやったら長さって計算出来るんだっけ?」



「そうそう、はじき使う。長さは?そう、時間×速さ。問題に書いてあるよな?当てはめるだけ。」



はじき2.jpg




「学校〜駅、駅〜郵便局、それぞれ長さ出せる?そうそう、どっちも速さも時間も、部品はそろってるよな。だったら長さ出すのは簡単。」



「あとは・・・、そう、足すだけだな!」




はじき3.jpg



「せんせー。式はこれでいいですか〜?式一つじゃないとダメですか?」



「別にどっちでもいいぞー!一つだろうが2つだろうか、考え方は一緒や〜。今は答えにたどり着いただけですばらしいすごすぎる!!十分満足や〜!!」



「ん?でも式1個にできたら最高や!!おー。おまえ天才なったなあ!!そうそう、図に書いたときも学校〜駅〜郵便局、全部つながったよな〜、だったら式にするときも、長さ足しちゃえばいいんだよな〜!!ココまで作れるのは多分学年でもトップクラスのヤツだけだぞ!!すごい!!」



ウソみたいだが、いつもこんな感じですすめてます。色んな意味で結構疲れますがw、何しろ算数数学がどんどんできるようになる。マジ。



子どもたちが自分からどんどん勉強するようになる秘訣を公開しちゃいました。どう?普通の公立の小学生が、自分から自習室に来て勉強するようになった?宿題を、出した以上に勝手にやってくるようになった?言っとくけど、はじきの使い方とかそんな小さい事じゃないよ!
この記事へのコメント
先生!!
はじき の 図が出ていませんので、
意味不明となっておりますが…
Posted by くりりん at 2006年02月23日 15:35
お知らせありがとうございます!

夜中辺りまでは画像がきちんと表示されていたのですが、どうやら楽天に「画像の外部からのリンク」をシャットアウトされたようです。。。

タダで画像保管出来てよかったんだけどなぁ。
Posted by 塾長 at 2006年02月23日 16:33
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。